Gemini 2.5 Pro 利用回数制限・最新ガイド(2025年4月29日)

Gemini 2.5 Pro 利用回数制限・最新ガイド(2025年4月29日) AI

Gemini 2.5 Pro とは?

Google が 2025 年 3 月に公開した最新 AI モデル。

  • 長文脈(⻑い文章やコードをまとめて理解)
  • 高い推論力(複雑な指示でも正確に処理)

── が強みですが、使える回数や文章量(トークン) に上限があります。
「制限を知らずに連打してエラー連発…」を防ぐため、まずはざっくり上限を把握しましょう。


2. 利用プラン別・主な上限一覧

プラン 1分あたり呼び出し回数 (RPM) 1日あたり呼び出し回数 (RPD) 1分あたり文章量 (TPM) 想定ユースケース
無料枠(Experimental) 5 25 25 万字相当 試用・学習
Tier 1(有料) 150 1,000 200 万字相当 小規模 PoC
Tier 2(有料) 1,000 50,000 500 万字相当 中規模 SaaS
Tier 3(有料) 2,000 無制限 800 万字相当 大規模サービス
Gemini Advanced* 20 回/日(推定) 非公開 高性能チャット

* Google One AI Premium 加入者向け。数値はユーザー報告に基づく非公式情報です。

トークンって?
AI が文章を「単語より細かい最小単位」に分けたもの。日本語の 1 文字 ≒ 1 トークン程度で概算できます。


3. グラフで見る「1 分あたり呼び出し回数」

gemini_rpm_comparison

無料枠と Tier 3 では 約 400 倍 の差。
「とにかく数をさばきたい」場合は有料プランが必須です。


4. プラン選び 3 つのチェックポイント

チェック項目 目安 おすすめプラン
1 日あたりの呼び出し回数 25 回以内 無料枠
1 日あたりの呼び出し回数 100〜1,000 回 Tier 1
1 日あたりの呼び出し回数 1,000 回以上、一部時間帯で高トラフィック Tier 2〜3
送信する文章量 25 万字以内/分 無料枠
送信する文章量 上記超過の長文・大量ファイル Tier 2 以上
用途 チャット中心で OK Gemini Advanced

5. よくある失敗と対策

失敗パターン 原因 回避策
429 Too Many Requests RPM 超過 1〜2 秒待って再送/Tier を上げる
突然 429 (夜間など) 動的レート制限 時間を置く/リージョン分散
TPM 超過でレスポンス途切れ 長文を一括送信 要約→分割送信で小分け

6. まとめ

  • 無料枠は「1 日 25 回」まで。本格運用には足りません。
  • Tier 1 なら 150 RPM/月数千円程度 で小規模サービスに十分。
  • 将来のスケール を考えるなら、早めに課金設定 → Tier アップで段階的に増強。
  • チャット主体なら Gemini Advanced も選択肢。

次のステップ

  1. 無料枠で動作確認
  2. すぐに制限に当たる → Tier 1 へ移行
  3. 月間リクエストが増えたら Tier 2 / 3 を申請

参考リンク(公式)

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